タイ北部に位置する、チェンマイ。 旧ランナー王朝の面影が残る、美しい古都です。 目の前には牧歌的な田園風景が広がり、 小鳥のさえずりや、風の音が耳にやさしく響いてきます。 チェンマイでは、たしかに、 時間がゆっくりと、やわらかく流れているから不思議。 あらためて、人間も自然の一部なのだと、教えてくれるのです。 そんなチェンマイに魅了され、住み着いてしまう外国人も多いとか。 「おかえり」って、やさしく迎えてくれるのがわかりますよ。
「トムヤムクン」や「パッタイ」だけがタイ料理だと思ってませんか? いえいえ、チェンマイにはこの土地ならではの美味なフードがいっぱい。 なかでも、「カオソーイ」はチェンマイの絶品ローカルフード。 一説によると、お隣の国、ミャンマーから伝わったとも…? ゆでた麺と揚げた麺の両方を ココナッツカレースープで食す カレーラーメンで、辛さと甘さ、 そこに酸味が加わり、 絶妙なハーモニーを醸し出します。 一度食べたら、ぜったいに忘れられない 味になること間違いなしです。
地元人の朝昼食定番といえば、「カオマンガイ」。 蒸した鶏から出た脂とスープでご飯を炊いて、 そこにさっぱりと蒸し鶏をのせて、タレをかけて食べる、 いわゆるチェンマイ風チキンライスなのです。
「サイウア」は、通称チェンマイソーセージのこと。 揚げたものや炭火焼きバージョンもありますが、 いちばんのおすすめは、腸詰めにしたもの。 豚肉の旨みに、コブミカンの葉やレモングラスなどの ハーブやスパイスがミックスされ、タイビールにベストマッチ。 もちろん、ご飯のおかずとしても、どうぞ召し上がれ。
チェンマイの陶器といえば、やはり「セラドン焼き」。 青色や紫色のものもありますが、淡い緑色のものが代表的。 釉薬の細かなひび割れは、セラドン焼きのいちばんの魅力です。 ぽってりとした厚みもあり、和食にも洋食にもぴったり。 その美しさを見て楽しむだけではなく、 食洗機で洗えるほど丈夫な、スグレものでもあるのです。
チェンマイに行ったら、「銀製品」や「銀細工」のチェックも忘れずに。 北方の山岳民族がつくり出す繊細で、巧みな職人技の品々たちに出会えます。 そのデザイン性の高さやセンスの良さは、 欧米からバイヤーたちが買いつけにくるほど大人気。 なかでも、アンティークものには、とてつもない掘り出し物があるかも…。 旅の思い出に、お気に入りのひと品をおみやげにいかがでしょうか。
午前中は、チェンマイのパワースポット、お寺巡り。運気上昇を祈願します。お寺は旧市街内にほどよい距離で点在し、よいお散歩コース。
旧市街からトゥクトゥクをつかまえて、洗練されたアジアン雑貨が軒を連ねるニマンヘミン通りへ。ランチは、本格的なタイ北部料理のレストランで、伝統の味を堪能!
午後は、最新の設備を備えたラリンジンダ・スパリゾートで、デトックス。毒素を出した上に、オーラチェックもしてもらえます。
夕刻は、ピン川沿いをそぞろ歩き。歩き疲れたら、今チェンマイで人気のカフェ、,Wawee Coffee(ワーウィー・コーヒー)でひと休み。川沿いのテラス席に座って至福の時間…
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チェンマイの旧市街にある、落ち着いた雰囲気のリゾートホテル